くまちゃんの にちじょ~

思うまま、あるがまま

2号と刺客  その9

暑かった一日・・・

きっと痩せた・・・

いや、現実は増えてるのだ・・・

この年にもなると増えるものは愚痴と余分な責任と体重だけだ・・・

どもっ、くまですっ

さぁ、つづきをピコピコしますかねっ

 

突然の2号(娘)の発言によって、彼と彼の父母に謝ることと、2号と母くまに対する怒りを抑えることしかできないくま・・・

怒りもあったが悲しい方のが大きかったかな・・・

 

・数日の間に体験したこともないようなことが次々と起き、そのたびに くまさんチームで 会って話し合い、重要な場面では2号も交えて話した時間はなんだったのか・・・

・堕胎後、2号自身が彼にはこうするという今後の話・・・聞いてないし・・・

・母くまも最終的に話すことを知ってたのに何もくまには事前に伝えなかった事。

・ときにはボロボロになってく2号を目の当たりにして、可哀そう!と先頭をきって話を今からしよう!とか何度も動いてくれた1号(兄)・・・

・たまには気晴らしに外に出なきゃと引きこもりの2号を新居の引っ越しの手伝いに誘ってくれ、収入もないからとバイト代を払ってくれてた1号と1号の嫁さん・・・

実に悲しい・・・

今でも1号の事を考えると涙が出る・・・

 

今回の件で本来なら2号と彼の2人で片づけなきゃならない話だと くま 自身もわかってたつもりです。

ただ今回件に関しては、彼の2号の言動、行動等に周りの人間がどれだけの心配をして考え、苦しんだのか・・・

実に残念な幕切れです。

最後に2号の自爆ともいえる発言・・・

2号よ、君もポンコツだよ(くまがポンコツだから仕方ないかと思うけども・・・)

 

彼父が話し合いの席から退席される時に「堕胎の手術の費用はこちらで全額払わせますから」 と・・・

もちろん、2号の元々の要求はそうでしたが、もちろんお断りです。

2号の要求が覆ったのと2号自身が彼に内緒でしてきたことを考えたら、はい、そうですね! はとても言えません。

逆に彼の父には頭が下がります。

世の中にはいろんな人がいますからね。

 「おたくの娘さん、うちの子に内緒でキャバクラで働いてたんでしょ?

  うちの子の子供じゃないかもしれないよね?」

こんな風に言う人だっていると思います。

もし自分の息子が今回の2号の彼の立場に立っていたら、くま も話の状況によっては

息子をそう言ってかばうかもしれません。

彼の父母にもほんとに迷惑をかけました。

申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

彼チームが帰った後に、くまと母くま、2号の3人で話をしました・・・

くま:やりかたがこすいなっ(2号に)    *こすい=ずるいという意味です

   こないだの話した事とさっき話したこと違うよね?

2号:くまだってずるいじゃんっ!

   ここにいるなら(母くまが家を出るときに戻ってます)車は母くまが乗ってたのを

   乗ればいいからって!

   *ここにいれば車はあるよぉ~位に思ってたみたいです・・・

その話?今必要?みたいな・・・

くまからしたら逆ギレです・・・

 

くまの住んでる地域は田舎です。

移動でバスに乗ろうにも歩いて30分程度歩かないと乗れません。

電車に乗るのにも自転車で20分くらいかな?

そんな地域です。

2号は当時短大に通ってましたから、母くまと同居してる時には母くまが送り迎え等をしてくれてたのも知ってます。

母くまが出て行った後、くまが送り迎えができればいいんですが現実すべては無理なんです。

くまは自営業をしています。

自営業の方はわかるかと思いますが、実際忙しい時にはプライベートの時間って正直取れないんですよね・・・(くまの悪い部分もありますが・・・)

サラリーマンの人には、自営業者はプライベートの時間がいつでもとれる と考える人が多いと思います。

日常の会話の中でも言われることがあります。

思うようにいくプライベートの時間ってなかなか難しい状況です。

そんな中、家と子供の事は母くまが対応してくれてたのも くま は知ってましたし、言葉にはした事がなかったけど感謝はしてました。

その母くまが出ていっても、2号が くま のところに残るなら移動手段だけあれば、便利とは言わないけど、最低限2号の生活は保てると思ったんです。

だって親の勝手ですからね・・・

2号にも母くまと一緒に出ていくなら母くまの車は売却するからっと伝えていました。

母くまと別居の話のやり取りで、彼女の意地でぶつかってきた時があったんです。

2号が一緒に出ていくなら、その意地の張った結果がどうなるのか、2号自身がそこについて行くって2号が決めるんなら、くまには1からやってみたらいいと、その条件があったんです。

取り方の違いでしょうかね?

別居になる前に、ちゃんと2号にも くま は話をしてます。

別に車をだしに使って話をした覚えはありません。

実に悲しいですね・・・

そうやって母くまが出て行ってからずっとそぅ思っていたとは・・・

 

              もぅ少しで終わるかな・・・

              つづくな・・・

 

 

2号と刺客  その8

重い・・・

日曜日の早朝・・・

気が重い・・・

いや、体重が一番重いか・・・

痩せねばっ!

よしっ!

何十年ぶりかにジムに通おうっ!

コロナの影響で休業ですか・・・((;´д`)トホホ

さぁ・・・つづきをいきますかね・・・

 

くま、母くまと2号(娘)で2号のこれからについて話し、あくまでも2号の思いを最優先で話合い、2号のこれからをと望んだ彼と彼の父母との話し合い。

2号の思いのおさらいを。

 ・彼には会わない

  (今後付き合っていかない)

 ・堕胎の手術費用は全額払ってもらう

  (くまが立替済)

 ・当面の生活費の負担

   (怖いです・・・)

くまさんチームは迎え撃つ彼チームとの話し合いに臨んだのだ。

しかし、次から次へと2号の口からまったく聞き覚えのない言葉が・・・

 これからも彼と付き合っていきたい

 彼に内緒でキャバクラに勤めてた

       その他・・・

 

くまは放心状態に・・・

もはや、先日のくまチームのお話は夢だったのか?とも思えるこの状況。

くまの思考回路は完全に壊れていきます。

しかしなぜこのタイミングで2号がそんなことを言い始めたのか・・・

くまさんチームだけの会議から1週間のうちにいろんな話もあったんでしょう。

2号と彼とのやり取り、くまと別居中の母くま(2号も滞在中)との話。

その中で何かあったんでしょうね。

 

話の一区切りついたところで、くまが切り出します。

くま:この話を2号からいつ聞いてた?(母くまに)

母くま:〇曜日・・・

くまさんチーム会議から2日後です。

すでに母くまはこの話をするのを知ってたようです。

今までの1号まで巻込んだ話し合いは何だったんでしょうか?

こうゆう形をとるなら、2号と母くまで先方と話をすればよかったのでは・・・?

ただただ くま は恥をかいただけです。

振り返ると、くまのところに焦ったかのように電話してきた2号・・・

推測ですが、この辺りから2号と彼の中で何かが狂い始めてたんじゃないかと

思ってしまいます。

今思えば彼の父親と二人のやり取りの中でも何か違和感はあったのは感じてます・・・

この辺りじゃなく、もう少し前から・・・

彼は2号を疑い、2号はそれを隠す。

その繰り返し・・・

彼には周りからの情報もあったと思います。

最後には2号も隠しきれなかったんじゃないかと。

 

今までの くまさんチームと彼チームとの話し合い、くまと彼との話し合い。

くま、母くまと1号(長男)との話し合った時間・・・

くま、母くまと1,2号の4人で話し合った時間・・・

2号の彼には呆れる、怒る、怒鳴りつけてきた・・・

親がだらしないおかげで1号にはホントに迷惑をかけた・・・

1号ごめんな・・・

 

たしかに彼の言動、行動も2号の親として許せないことでした。

彼を正直殴り殺してやりたかった時が何回もあったよ・・・

でも彼も2号によって傷ついた一人なんだよね・・・

もぅ彼、彼の父母に謝ることしかできない くま 。

話合いの中で、2号本人にも話はしました。

 くま:キャバクラに勤めてる人が悪いんじゃない

   現にくまだってキャバクラに行くことだってあるんだし

   ただ彼に内緒でしてたことがダメなんだよ。

彼父:これから結婚しようとしてる人がすることじゃないよね・・・

 

くまが彼父の反対の立場なら2号を殴りつけたかったと思うよ・・・

彼父の言った言葉もわからなくもない・・・

でも2号からしたら2号が最初に言った言葉「狂っちゃった」部分なんですよね。

何もかも狂い始まった今回の出来事だもんね。

しょうがないよ・・・

彼と彼の父母には謝罪し、帰ってもらうことに・・・

 

       つづくんだろうな・・・

 

 

  くまが久々に味わったこの感覚・・・

  前にあったなぁ・・・

  税務署が来たあの日と一緒だな・・・

  税務調査官をお見送りする時と一緒だな・・・

  お見送りの最後に言ってくれた言葉・・・

 税務調査官:大丈夫ですよ。

       命まではとりませんからぁ

       青い顔しないでも大大丈‼️

       また明日きますねっ

     くま:・・・(深々とぺこり)

2号と刺客  その7

緊急事態宣言の解除が早いのでは・・・と心配・・・

アベノマスクがまだ来ない・・・

そうだっ!

ドン・キホーテに買いに行こうっ!

と最善の策を取ろうと決意したくまですっ!

さぁ・・どんより空気の続きを・・・

 

母くま(別居中)の所に引っ越した2号(娘)

彼と彼の父母と会って話をする前に、くま と 母くま と2号の3人で話をすることに。

2号自身が今回の事にどう考え、これからどうしたいのか?

くまからは正直複雑な心境でもあったんですけどね・・・

引っ越しの件で何かが変わってたんです。

2号にも、母くまにも・・・

しかし、くまもそうも言ってられない。

間違いなく2号は一人で苦しんでたから、見殺しにもできないし・・・

 

とりあえずは2号の話を聞くことに。

話しにくそうに話し出す2号。

そうだよね・・・まだなんといってもつい先日、成人式が終わったばかりの

二十歳の女の子ですからね。

とくに今回の件に関しては繊細な話の内容だし、言いたくもなかったと思います。

本来なら、当人同士の話で解決できれば当人も親に知られたくなかったことも

親に知られずに済んだのに・・・

まるで事情聴取ですが仕方ありません。

最終的に2号の出した結論。

 

 彼には会わない

 堕胎の手術費用は全額払ってもらう

 (これが通らないのはわかってましたが)

 当面の生活費の負担

  (これも難しいかと・・・)

 

ざっとそんな感じです。

彼に騙されてたと2号・・・

堕胎の手術の時の痛みとかわかってほしい等・・・

彼のしたこと、言ってきたことの責任の大きさに2号も分かったようです。

 

彼:堕胎するなら、もう先はないでしょう

 

彼が2号に伝えた言葉・・・。

これにも2号なりにしっかりと解釈してたように、くまには伝わってきました。

2号自身の口から これからの話 を聞いてる時に思いました。

お母さんになる人(今回は堕胎という結論になりましたが)ってここまで変わるのかと。

今まで見たことないような強い口調で2号が話をしてたのを覚えています。

女の人ってこうやって変わるのかと・・・

くま:女の人ってこわぃ・・・(心の叫び)

   もぅ目が子供じゃない・・・

   (くまは泣きそうです・・・)

   そんな目で くま を見ないでっ!

   (切実・・・)

こんな感じで2号のこれからを話してそれぞれの寝床へ

 

1週間ほど空いたところで彼と彼の父母、くまと母くまと2号の6人で話合いを。

空気が重い・・・

昔から くま はこの空気が苦手です。

でも2号のこれからの話をしなければっ!

それぞれが席につき、誰か話し出せ!と くま の心の声・・・

 

彼父:2号、体はどう?

   大丈夫?

 

彼の父、母が2号の心配をしてくれてます。

この場面に至るまで、くまと彼父は2人で話は数度していました。

2号が日に日にボロボロになっていくのを伝えた後は、彼父は2号の心配もして

くれてました。

最初の彼父、母のイメージとは変わっていました。

 

2号:心配かけてすいませんでした

   (こんな感じの返事だったかと・・・)

 *後程わかりますが、くまの記憶が吹っ飛びそうな出来事が次々と起こります

くま:2号、自分で話す?話せないなら くま が話すけど?

2号:自分で話す

   (たしかこんな感じ・・・)

 

ここで2号の最終決断を今一度おさらいします。

   彼には会わない

   堕胎の手術費用は全額払ってもらう

      当面の生活費の負担

以上の3点が主な結論で話し合いは終わってました。

間違いありません。

まだこの時の くま のハードデスクは正常です。

2号自身から話すとの事ですから、じっと くま は我慢の子です。

 

2号が淡々と話し出します。

2号:今回みんなに迷惑かけてごめんなさい。

   今回の子供にはほんとに悪いことしたと思ってます

   ・・・

   ・・・

   できればこれからも彼と付き合っていきたいです。

   もう一回タイミングをみて・・・

  (くまのハードデスクが煙をあげます)

 

へっ???

くまは天井を見上げます・・・

母くまを見ますが目なんて合いません・・・

はい?

とりあえず2号が話し終わるまでじっと黙ることに・・・

また自分の耳を疑う事実が2号の口から発せられます。

 

2号:実は去年の末位から、お金が欲しくてキャバクラで務めてました。

   黙っててごめんなさい。

   (彼にも内緒にしてたんだと・・・)

   そんな自分が言うのもおかしいけど、彼とこれからも付き合っていきたいし ・・・   (みたいな・・・)

 

くまは2号の口撃に耐えられません。

次から次へと・・・

マシンガンで撃たれるとこんな感じなんでしょうね・・・

意識を失いそうです。

くまのハードデスクはボロボロです・・・

もはやくまの頭の中には悲しいクラシックさえ流れません・・・

 

      つづく・・・のかな・・・

 

2号と刺客  その6

あつぃ・・・

暑すぎます・・・

冷蔵庫で生活したいななんて思ってしまう、くまですっ

さて、続きを・・・

 

堕胎の手術も終わり2号の希望で、2号は別居中の母くまのところへ・・・

彼父にも手術は終わりましたと くま が報告。

ただこれからの話もしなければいけないので、いつ頃ならみんな集まってお話しで

きますか?とお伺いを。

彼父の職業柄、3月はとても忙しい時期らしく、後日連絡をくれるとのこと

正直くま自身もこの数週間の間に、母くま、1号とくまの3人で集まり何度も2号

の事で集まり今後どうするのか今現在をどうするのかを話合ったり、彼父とも話した

りと忙しくしてたせいか、正直くたくたでしたね。

いろんな事を同時に考え、それにつけて日に日にいろんなことが起きる。

1号に限っては、ここまで巻き込んでしまうとは・・・

ごめんなぁ・・・1号・・・

 

術後、母くまのところで生活してる2号に恐る恐るLINEを送ってみる。

 くま:2号っ、おはよっ

   体の具合はどうかな?

   少しは楽になったかな?

 2号:大丈夫です。

術後、体が痛いのか、精神的に不安定なのか、くまに怒りがあるのか・・・

素っ気ない2号の返事に、しょうがないかと・・・

 

数日がたった土曜日の朝、彼と彼の両親と話し合いはいつになるんだと2号から

電話が入る・・・

 くま:彼のお父さんから連絡がまだきてないんだけど・・・

LINEも素っ気ないやり取りが続いてるなか、珍しい2号からの電話・・・

その電話の中にも焦ってる2号を感じていたんです。

なんだろうな・・・精神的に不安定だからかな?なんて思いながら彼父に電話を

するくま(そうゆう時だけ電話してくるなと思いながらもw)

 彼父:すぐに調整して返事します

と言われ、それを2号に伝えると2号は深いため息を・・・

くまが悪いかな・・・悪くないよね・・・と心の中で叫びながら電話をきった。

 

数日後、母くまからLINEが入った

 母くま:話し合いの件だけど〇/〇日は2号の引越しを頼んだので外してもらえ

    るかな?
    夕方からの運び出しなので

  くま:はっ?引越し???

     なんのこっちゃい???

くまは2号から何も聞いてないんですが・・・

とりあえず母くまに返信をする。

 くま:へぃ(そっけないけど・・・)

 

そうですか・・・

そうきましたか・・・

君(2号)は、そぅいうやり方なのね・・・

実に悲しいが、くまの中に2号のやり方が不快に感じました。

ついさっきまで自分の娘、2号が可哀そうだなと思ってたのが、くまの中で音を

たてて変わった瞬間だった。

今までここまでスイッチを切替えたみたいに感情が変わったことはなかったな・・・

 

以前にも、これに似た話も確かに2号本人から聞いてはいた。

働き始めたら母くまのところに引っ越そうと思ってると。

内定の決まってるところは電車でしか通勤できないから駅に近いほうがいいから

母くまのところに引っ越すと。

もちろんそれをくまは止めた。

今の場所からでも駅までは車で10分も行けば駅もあるし。

確かにその話もまとまらないうちに終わっちゃったけど・・・

先日に書いたが、その内定先も2号自身で電話し断ってる。

なのに?みたいな・・・

話もおって書くが、そのほかの理由があるのも大体わかってはいたが、このタイ

ミングでくるとは・・・

くまの頭の中で ヴェルディ - レクイエム 怒りの日 が流れた瞬間だった・・・

 

   ---つづく---(しかしながいな・・・)

 

2号と刺客  その5

どっこいしょっと・・・

唐揚げばかりが頭の中をよぎる くま ですっ

つづきを・・・

 

2号の選んだ選択肢 

    堕胎

くま だけの意見だけなら、彼の行動を見、言動を聞き、考え方をある程度

知ったことを考えれば、この選択肢が間違ってはいないかと思いますが…

どうなんでしょうかね・・・

誰にも正解はわかりませんからね。

 

堕胎の手術は母くまが一緒に立ち会ってくれると。

2号(娘)の希望でそうなりました。

 

そりゃそうだよね って感じですが、くまは寂しかったですね。

母くまが出て行ってから、なかなか2号と同じ時間を過ごすことも多くは

とれなかったけど、この結果とは・・・

まぁ当然って言えば当然か・・・

いいさ、いいさっ!

お父さんが、お母さんに勝てないことくらい知ってますよっ!

とくに2号は女の子ですしね!

ショックすぎて バッハ「G線上のアリア」 が頭の中で鳴り響きます・・・

これから堕胎に向けてどうするか話合い、それぞれの持場に帰ります・・・

 

産婦人科へ行き手術の予約をし書類を・・・

母くまには辛かったでしょうね・・・

嫌だったと思います。

目の前で泣く2号のとなりについて、その2号にかける言葉を探しながら・・・

長い時間だっただろうと思います。

2号には手術に対する怖さと無念さと後悔もあったかと思います。

あくまでも くま的推測 です。

くまは男の子ですから、いくら思っても考えても分かりきれません。

母になった人、母として選ばれた人にしかわからないことでしょう。

その日から2号は母くまのところで生活です。

2号の中には くま がもともと彼との結婚に反対してた事に怒りはあったん

でしょうね。

もはや  くま も諦めムードでしたしね。

 

母くまから書類を受取、彼父に連絡をし書類を渡しに行きます。

そうだよね・・・

くま の仕事だよね と呟きながら・・・

先日、彼父には伝えてありました。

 

くま:本人たちの意思ではなく、2号の意思で今回は動きますので、その時には

   書類があればお願いします。

   

半ば強引な感じもしますが、堕胎するには堕胎の時期により負担になること

が違うようでしたので、彼やその家族の意見は聞いてられないのも事実です。

恐怖、痛さを感じるのは2号だけなんです。

彼に同じ苦痛、心境になることができるんでしょうか?

無理です。

くまにだって、誰にだってわかりませんよね?

母くま は今回の堕胎の手術に彼を立会させた方がいいのでは?と言いましたが

くまは反対しました。

もし彼がその手術に立会いをしした時に何が生まれるんでしょうか?

仮に立会いをし、もしそこで彼が自分のしたことの重大さに気づいても、もぅ

遅いんですよ。

彼が言った言葉

 

彼:堕胎するんならもう先はないでしょう

 

この言葉の重みは大きいとくまは思います。

そういった以上、くまとしても今後会ってくれるな が本音です。

それは2号にも伝えました。

この件が済んでも彼との関係を続けていくのは反対だと。

ひょっとしたら上の彼の台詞は、脅しだったかもしれません。

思うようにいかない現実に直面し、その言葉を使ったのかもしれません。

でも、それは間違いですと後に言われても うん、わかったよ では済まない

言葉を彼は2号にもその周りにも、自らの口で伝えたんです。

相手に伝えた言葉に責任が取れないなら何も言うな と言いたい。

 先日の話の中にもありました。

子供のやりたいことは好きにやらせてる という彼父。

否定はしません。

子供がケガをする恐れがあるなら、それに親が反対してケガをさせないのも・・・というくま。

どうなんでしょうかね?

どちらが正しいのかわかりませんけど・・・

それが今回の結果ですね

 

 話がそれましたが手術も無事?終わり2号は母くまのところへ。

また バッハ「G線上のアリア」 が頭の中で鳴り響きます・・・

 

                       ---つづく---

2号と刺客  その4

よっこぃしょ!

さぁ、くまですっ。

さぁ続きを・・・

 

次から次へと くま には理解できないことが彼の口からいとも簡単に

出てきます。

これが 「時代」 なんですかね?

なんだか寂しささえ感じます。

彼には少し頭を冷やすことだけを告げ、今の2号の状況等も踏まえて

連絡することを控えてもらうことだけを告げ、その日は引き揚げて

もらいました。

時間にして23時くらいだったかな・・・

 

翌日、くまはいつも通り出社。

なにせ今の くま は集中力もないし、仕事もまったくはかどらない・・・

でも仕事ってやつは遠慮なしにきます。

数時間後、彼から くま のところに電話が・・・

彼:昨日はすいませんでした

  お父さんに謝りたくて、今からそちらに行ってもいいですか?

くま:どうぞ

内心、それどころじゃないんだけど・・・と思いながらも・・・

しばらくして彼が来ました。

昨日はすいませんでしたと・・・

次の瞬間、あっけにとられます。

 

彼:昨日あれからよく考えました。(12時間も経ってないけど・・・)

  2号(娘)に会わせてもらえませんか?

 

まったく彼は、こちらの要望を聞き入れてません・・・

昨日の話から数時間しか経っていません。

少し頭を冷やせといった事、連絡することを控えてもらうこと・・・

もはや彼はどんな強敵が現れようと、3分後には強敵をやっつけるウルトラマン

です。

しかし、ウルトラマンに負けられない 怪獣くまごろう です。

話をしていても昨日の復唱です・・・

ここまでくると、もぅなにが正解かわかりませんw

 

突然スイッチの入るくま・・・

 

灰皿は吹っ飛ぶ・・・

壁は穴があく・・・

彼のお父さんが参入してくる・・・

怒り狂う 怪獣くまごろう

 

くま:君の言いたいことはもういいから、原稿用紙3枚にまとめて提出

   するように。

   次に会うまでの宿題です。

   *お子様には原稿用紙で対応させてもらいます。

 

それだけを言って彼には強引に帰ってもらいました。

彼父には残ってもらい話をすることに。

息子が帰ると彼のお父さんは土下座しだしました。

やめてください とくま・・・(お父さんが悪いわけじゃないのに・・・)

優しいお父さんです。

彼父も自営業者。

しかも一番忙しいかきいれ時に・・・息子の為に仕事を抜けて・・・

息子に怒るでもなく・・・

彼にも言いましたが、君は  くま の子供でなくてよかった と・・・

君が くま の子供なら殴り倒してると・・・

彼父には今回の事は申し訳ないが、ひとまず2号本人が決めたように

動かさせてくださいとだけ伝えました。

 

2号が言った「狂っちゃった」の意味は本人にしかわかりません。

と同時に2号が堕胎を選択するなら早急にしないといけないような状況。

女の人はいつでも受け身です。

くまの知ってる2号は、ついこないだまで子供でしたけど目の前にいる

2号はもう女性なんですよね。

2号の中で同時にいろんな事を同時に考えなきゃいけない状況。

辛かったと思います。

 

ただこの時点で1号(長男)が2号(娘)に掛け合ってくれて2号が何を考え

どうしたいのかは1号には聞いてはいたんです。

2号は 堕胎 を決めていたんです。

ただ2号自身からそれを言ってもらわないと くま も動けませんし。

 

日をあらため1号を中心とし、2号、くま、母くま の4人で集まったのです。

2号自身どうしたいのか?

2号の口から聞こうと・・・

くまは昔からですが家族でいると、どうしてもふざけた事しかいいません。

くまはなにせ45歳にもなっても小学生の脳みそをもち、いつまでたっても

子供のままです。

まぁ・・・恥ずかしいだけなんですけどね・・・

ふざけたことを言うと、突っこんでくる1号と母くま。

久しぶりのこの感覚。

なにせ母くまは逃走中でしたから、4人で集まったのも1年ぶりかな。

1年前と同じ光景です。

状況は最悪な状況なのに くま は若干の心地よささえ感じててたかも・・・

そんな感じで話も進み最終結

2号の 堕胎の選択 です。

 

その選択がいいのか正しいのか、間違いなのかは誰もわかりません。

でも2号の選択したものに従うしかないのかなと・・・

難しいですね・・・

今回の件だけじゃなく、人として生きていく中でどうしても 分岐点 の

選択をする時がきます。

くまも体感してきました。

その分岐点をどちらに行くのか。

できればあの時こっちの道を選んでよかったと思いたいじゃないですか。

この先、2号がどう思えるのかわかりませんが・・・

 

                        ---つづく---

 

注記:世の中には子供が欲しくてもできないで苦労している方がいます。

   くまの周りにもそうやって苦労をして、子供を授かった人もいれば

   まだ授からない人もいます。

   その方たちには今回の選択はきつい選択だろうと思います。

   命を粗末にするなっ!

   なんてことするんだっ!

   それでも親かっ!

   そう思う方もいると思います。

   でもこれが事実なんです。

   堕胎 を選択した2号だけが悪いわけじゃないと思ってます。

   力足らずの父親ですから、批判は自分が受ければいいかなと思っています。

   気分を害した人には、くまが謝ります。

   ごめんなさい

 

2号と刺客  その3

2号に会いに来た彼

それに応じない1号(長男)

話し合いをしてくれとの話でしたので、その日の夜に話し合いをしました。

くま、母くま、彼、彼の父、母の5人です。

2号はもぅボロボロです・・・

とてもじゃないですが話ができる状態じゃありません。

 

先日の話し合いには、くまの問いかけに一言返すだけのお父さん、お母さんが先陣をきってきます。

彼父:反対されてたのはお父さんだけでしたよね?

   みんな反対されてるようですが、お父さんが反対にさせたんじゃないですか?

くま:今日までの時間の中でいろんな事が進んでるんです。

   当の本人(2号)も今ボロボロの状態です。

   2号は2号なりに考えた事を御宅のお子さんに伝えたんです。

   それを堕胎するなら先はないってうちの子に言ったのは、おたくのお子さん

   ですよ。

彼父:お父さんは2号のやることに反対されてるようですけどなんでですか?

   うちは子供が思ったことは好きにやらせてるんで。

   お父さんの言い方も威圧的だと思いますけど。

   そうゆうのでみんなが反対になったんじゃないですか?

 

ここまでこじれてきた時のくまちゃんは冷静です。

 

くま:子供のやることに反対することはいけないことですか?

   確かに2号が短大に進学するって言ったときも反対しました。

   くまは反対してるけど、それでも行きたいなら応援するから って

   僕は言いましたよ。

   2号は精神的に強い子ではないから、反対したんです。

   人にものを教える、伝えるってことは大変な仕事ですよ。

   身内にもそうゆう職場で働いてたのがいましたから大変な仕事だと思います。

   それも伝えて2号が行くって決めましたから、頑張れよっ!って言いまし

   たし、何がいけないんでしょうか?

   御宅が子供に好きにさせるのはいいんじゃないですか?

   否定もしませんし

   ただ子供の好きにさせて人に迷惑をかけるのはどうなんですかね?

   ただ、自分の子供がケガをする恐れがあるなら親が止めるのも間違いじゃない

   かと思いますが。

   威圧的に感じたのなら謝りますが、決して自分は威圧的に言ったことじゃない

   ことだけ言っときますね。

   2号もそう思うのは、くまが真剣な話をするのを見たことがないんです

   威圧的に感じたんなら謝ります

 

彼父:・・・

 

彼母:先日の話の中で今回のお腹の子をリセットって言われましたけどリセットって

   なんですか?

 

くま:リセットっていう言葉が悪かったのは謝ります。

   言葉は悪かったけど、そんな方法もあるんじゃないかって言っただけです。

 

くま:なら一つ聞きますけど、娘さんいますよね?

   自分の娘さんが今のうちの2号と同じ状況になったらお母さんはどうします

   かね?

   娘さんを同じ状況にして返しましょうか?

 

くまにスイッチが入った模様です・・・

 

くま:なら本人(彼)に聞こうか?

   避妊した?

 

彼:避妊してませんっ!(誇らしげですw)

 

くま:お父さんに賛成もらわないと結婚できないって言ってた裏で結婚式の話をしてる

   らしいけど、その費用は誰が出すの?

 

彼:親が出しますっ!(またもや誇らしげですw)

 

彼父、母:・・・

 

ここまでくると頭にもきません・・・

むしろ笑えますw

どうしたらくまが賛成になるのでしょうかね?