くまちゃんの にちじょ~

思うまま、あるがまま

2号と刺客  その5

どっこいしょっと・・・

唐揚げばかりが頭の中をよぎる くま ですっ

つづきを・・・

 

2号の選んだ選択肢 

    堕胎

くま だけの意見だけなら、彼の行動を見、言動を聞き、考え方をある程度

知ったことを考えれば、この選択肢が間違ってはいないかと思いますが…

どうなんでしょうかね・・・

誰にも正解はわかりませんからね。

 

堕胎の手術は母くまが一緒に立ち会ってくれると。

2号(娘)の希望でそうなりました。

 

そりゃそうだよね って感じですが、くまは寂しかったですね。

母くまが出て行ってから、なかなか2号と同じ時間を過ごすことも多くは

とれなかったけど、この結果とは・・・

まぁ当然って言えば当然か・・・

いいさ、いいさっ!

お父さんが、お母さんに勝てないことくらい知ってますよっ!

とくに2号は女の子ですしね!

ショックすぎて バッハ「G線上のアリア」 が頭の中で鳴り響きます・・・

これから堕胎に向けてどうするか話合い、それぞれの持場に帰ります・・・

 

産婦人科へ行き手術の予約をし書類を・・・

母くまには辛かったでしょうね・・・

嫌だったと思います。

目の前で泣く2号のとなりについて、その2号にかける言葉を探しながら・・・

長い時間だっただろうと思います。

2号には手術に対する怖さと無念さと後悔もあったかと思います。

あくまでも くま的推測 です。

くまは男の子ですから、いくら思っても考えても分かりきれません。

母になった人、母として選ばれた人にしかわからないことでしょう。

その日から2号は母くまのところで生活です。

2号の中には くま がもともと彼との結婚に反対してた事に怒りはあったん

でしょうね。

もはや  くま も諦めムードでしたしね。

 

母くまから書類を受取、彼父に連絡をし書類を渡しに行きます。

そうだよね・・・

くま の仕事だよね と呟きながら・・・

先日、彼父には伝えてありました。

 

くま:本人たちの意思ではなく、2号の意思で今回は動きますので、その時には

   書類があればお願いします。

   

半ば強引な感じもしますが、堕胎するには堕胎の時期により負担になること

が違うようでしたので、彼やその家族の意見は聞いてられないのも事実です。

恐怖、痛さを感じるのは2号だけなんです。

彼に同じ苦痛、心境になることができるんでしょうか?

無理です。

くまにだって、誰にだってわかりませんよね?

母くま は今回の堕胎の手術に彼を立会させた方がいいのでは?と言いましたが

くまは反対しました。

もし彼がその手術に立会いをしした時に何が生まれるんでしょうか?

仮に立会いをし、もしそこで彼が自分のしたことの重大さに気づいても、もぅ

遅いんですよ。

彼が言った言葉

 

彼:堕胎するんならもう先はないでしょう

 

この言葉の重みは大きいとくまは思います。

そういった以上、くまとしても今後会ってくれるな が本音です。

それは2号にも伝えました。

この件が済んでも彼との関係を続けていくのは反対だと。

ひょっとしたら上の彼の台詞は、脅しだったかもしれません。

思うようにいかない現実に直面し、その言葉を使ったのかもしれません。

でも、それは間違いですと後に言われても うん、わかったよ では済まない

言葉を彼は2号にもその周りにも、自らの口で伝えたんです。

相手に伝えた言葉に責任が取れないなら何も言うな と言いたい。

 先日の話の中にもありました。

子供のやりたいことは好きにやらせてる という彼父。

否定はしません。

子供がケガをする恐れがあるなら、それに親が反対してケガをさせないのも・・・というくま。

どうなんでしょうかね?

どちらが正しいのかわかりませんけど・・・

それが今回の結果ですね

 

 話がそれましたが手術も無事?終わり2号は母くまのところへ。

また バッハ「G線上のアリア」 が頭の中で鳴り響きます・・・

 

                       ---つづく---